自動油圧調整弁
大型発電所に採用される水素冷却式発電機の水素の漏洩を防止するため、機内水素圧より高い油圧を発電機軸密封部に補給する給油配管系に設置し、機内との差圧を常時一定に保持するよう作動します。本弁は下表の油圧、油流を満足します。
自動油圧調整弁 入り口側圧力 |
機内水素圧の弁検出圧力 | 密封油圧の弁検出圧力と 機内水素圧の弁検出圧力の差 |
密封油量 |
0.2MPa | 0.005~0.06MPa | 0.01~0.05MPa | 18~60 L/min |
0.55~0.73MPa | 0.005~0.44MPa | 0.01~0.10MPa | 18~150L/min |
形式 | APR CS-6 |
差圧調整範囲 | 0.01~0.1MPa |
使用温度 | 40~65℃ |
弁閉止時の最大逃がし油量 | 0.1 L/min |
配管接続部寸法 | JIS B2240 10K 油流槽部:40A(1・1/2B) 差圧検出部:20A(3/4B) |
差圧検出部構造 | ベローズ検出 |
弁部構造 | ポペット複座形 |
シール構造 | ベローズシール |
重量 | 約35kg |